コットンの栽培
岡山のデニム会社を見学した時に頂いた
コットンの種を育ててみました。
たしか小学生の頃に育てたヒアシンス以来、
植物を育てた事がないんですが、育てられ
るのか心配です。
でも、せっかく頂いたのでやってみますか!
普通は外で育てると思いますが、庭も
ベランダも無いので室内で育てることに。
よく分からないんで近所の園芸店に行って
相談に乗って頂きました。
なにやら植木鉢には形や素材によって、
育てる植物との相性があるようです。
コットンは根腐れしないように、通気性と
水はけの良いテラコッタと言う植木鉢が
オススメとの事。
そして土も水はけのいい砂利みたな肥料を
使ってみる事にしました。
さぁ、植木鉢と肥料の準備が出来たので
栽培開始です。
素人でもなんとか成功させる為に日当りの
異なった2箇所で始めます。
白い植木鉢はほとんど西日しか当たりません。
種はいきなり土に入れるよりも、こうして
キッチンペーパーなどを水に浸したもので
種を覆う方が、発芽に失敗することが少ない
みたいですよ。
植物を育てた経験が少ない私は、あんな
カラッカラに乾燥してそうな種を水に
浸すだけで芽が出てくるなて感動しました!
本当に生きてるんだなぁ〜。
ちょっと発芽したところで、植木鉢に
移動させました。(2日くらい)
この植木鉢は直径25センチくらいなんです
が、1、2本を栽培するのが適正みたいで、
最初は5、6個植えてみて途中で元気な子
だけを残す予定です。
植える場所を等間隔にして、指で3〜4センチ
の穴を作り、ポイッと種を入れたらそっと穴を
埋めて水やり。
約3日程度であっという間に芽が出てきましたね! ガンバレ〜。
太陽の光に向かって光合成をしている姿が
可愛いらしいです。
室内だから、ちゃんと日を当ててあげられな
くてごめんね。
枝が同じ方向に曲がっていかないように毎日
植木鉢の向きを変えていたり、水やりで
愛着が湧いてきて、間引くなんて可哀想
なんて想うように。
こちらの白い植木鉢の方は、30センチくらい
伸びたところで成長が止まってしまい、
残念ながら枯れさせてしまいました。
同じ室内でも黒い植木鉢の方は日光がよく
当たるおかげなのか、頑張ってくれています。
ありがとう!
だいぶ大きくなりましたね。畑で育てたものは
2メートル近く育つらしいですよ。
外は猛暑ですが、この子はエアコンの効いた
室内で育ってます。
一応、週1くらいは玄関で一緒にひなたぼっこ
してますが、室内暮らしのこの子が長時間
屋外にいると枯れるとの噂でしたので、
2時間程度にしてます。
つぼみがたくさん出来てきました。もうすぐ
待ちに待った花が咲くというわけです。
ついに花が咲きました! 綺麗ですね〜。
この花は約1日で枯れてしまうとの事で、
見られるか心配していましたが幸運に
恵まれました。
花も枯れ、少し涼しくなった頃には、はじける
ように現れた立派なコットンボールが実り
ました。
このコットンが、今私達が着ている服や
ジーンズになるんですね。
コットンボール1つの中には種がたくさん
入っているので、育てられる場所があれば、
どんどん増やしていくことが可能です。
自分で育てた綿でハンカチを作りたかった
のですが、さすがにこの量では織って
生地にすることは難しそうなんで、種は
お友達におすそ分け、コットンボールは
クリスマスツリーの飾りやアート作品の
材料として使おうかな。
おわり